スポーツ選手の食生活とは
基本的な食生活が出来ていなければその上の食生活は成り立たないので、まずは、土台となる基本をしっかりと築くことが大切。
身体づくり
エネルギー源が体内でうまく使われるために、炭水化物であればビタミンB1・ナイアシン・パントテン酸・ビオチンetc、脂肪であればビタミンB2・ナイアシン・パントテン酸・ビオチンetc、たんぱく質であればビタミンB6・ナイアシン・パントテン酸・ビオチンetcが必要。代謝のメカニズムをしっかりと頭に入れておかなければスポーツ栄養に携わることはできない。
食事
朝食は体温を上げ、身体と脳を目覚めさせる。昼食は午後の活動に備える。トレーニング前にはエネルギー、水分補給をしっかりと。(バナナ、水分…etc)トレーニング後はたんぱく質、炭水化物、汗として流出した水分、ビタミン、ミネラルの補給を。(サンドイッチ、オレンジ、たんぱく質食品、スポーツドリンク…etc)夕食は明日、よいコンディションでトレーニングが出来るためにバランスのとれたものを。
骨格づくり
骨づくりに必要な栄養素は種々あるが、大事なのは、Ca(カルシウム)とP(リン)である。リン酸カルシウムとして骨に沈着し、食事中のCaとPのバランスが不可欠である。Ca:P=1:1〜2が適当であるが、Pは加工食品中にふんだんに含まれているので注意が必要。骨づくりのために積極的に摂ってほしいのは一日にCa1500mg。
筋肉づくり
筋肉づくりは競技力向上(筋肉量の増加、修復)に必須。たんぱく質はトレーニングにより1日1.5g〜2.5g/体重kg。1日3500kcal、PFC比(15:25:60)の食事を摂ると、たんぱく質約130g(※体重65kgの人の場合、体重あたり2g)になるので、食事から十分な量のたんぱく質が確保できる!!
夏場のトレーニング
夏場のトレーニングでは、汗とともに損失するビタミンやミネラルが多い。Na・Mg・Kなどが不足すると痙攣、Caでは疲労骨折、Feでは貧血、Znではタンパク質合成阻害や味覚障害などが起こりやすい。
水分補給
喉の渇きを感じてから水分補給をするのでは遅すぎるので、運動前に十分補給し、運動中も少量を頻繁に水分補給する。特にスポーツ選手は、運動をすることで多量の発汗があり、脱水症状を起こしやすいので、十分な水分補給が必要となってくる。暑い日や強運動の時は水と濃度の低い糖分飲料を、軽めの長時間運動の時は濃度の高い糖分飲料が良いと言われている。